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私は知らないのです [聖書]

「子よ」と呼んでおられる御声を
私は聞いたように思った。
そして、私は答えた、
「わが主よ!」と。
・ ・ ・ ・ ・ 
あなたは私に尋ねます、
「どのようにして、キリストに
心を明け渡すようになったか」と。
私は知らないのです。
私の魂の中には、ずっと前から
キリストへのあこがれがありました。
私は、地上の花がしおれ
そして枯死するのを見ました。
私は、私を満たす何かを
切望していました。
そして、そのとき
――そのときです、
私は失意のうちに
思い切って祈ったのです。
私は知らないのです。
どのように私が祈ったか
私には、話すことができません。
ただ、私は知っています、
彼が今、私の救い主であることを。

私は、カルバリの十字架が
どのようにしてに罪の世界を
解放することができたか
知らないのです。
ただ、私は知っています。
その比べることのできない愛が
神の愛を私にもたらしたことを。
(H・W・ファリントン)
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なぜ疑うのか [聖書]

春の丘にすわり
鳥の飛んで行くのを見守り
雲が空に漂うのを見ながら、
なお、神が高い所に住んでおられることを
あなたは疑うことができるのか。

青空にかかる虹を見
露にぬれた朝の草の中を歩き
海べにすわって波の音に耳を傾けて、
なお、救いの手を伸べられる慈愛の神を
あなたは疑うことができるか。

ちょうがひらひら飛ぶのを見て
花が香気を放って美しく咲くのを見て
木々が絶えず空に向かって成長をするのを見て、
なお、知恵と愛の神がいますことを
あなたは疑うことができるのか。

おお、愛する者たちよ!
太陽が西の空を染めることが確実なように
空の鳥がその巣へ帰ることが確実なように
ちょうや小鳥や蜂が、花や木の間を
飛びまわることが確実なように
虹が空にかかることが確実なように、
神は確実におられるのだ。
高い所にあって永遠に支配し、
私たちと、すべての喜びと悲しみをともにし、
細心の注意をもって、私たちを
見守って下さる神はおられるのだ。
私たちの聖なるあがない主は
天において私たちを見守り、
永遠の愛をもって待っておられる。
(エステル・E・ロー)
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私は変えられた [聖書]

私が救い主の血に与るなんて、
どうしてそんなことがあるだろうか。
救い主に苦しみを与え、
ついに死にまで追いやった私なのに、
どうして救い主が死んでくださるというのだ。
なんという驚くべき愛!
あなたが、私のため死んでくださるなんて、
どうしてそんなことがあるだろうか。

長い間、私の心は閉じ込められていた。
堅く縛られて、罪の夜に、横たえられて。
あなたの目の活力は、
私の目を覚ました。
そして、牢獄の中は光に輝いた。
私の鎖は崩れ落ち、
私の心は自由になったのだ。
そして、あなたに従って行った。

今はもう、どんな罪の宣告だって、
恐れはしない、
イエスよ、
あなたのすべてが私のもの、
私は生けるかしらなるあなたの内に生きる。
そして、私は神の義を着せられている。
見て下さい、
私は永遠の御座に近づいて行く。
そして、私のものなるキリストを通して
栄光の冠を求めるのだ。
(チャールズ・ウエスレー)
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心配しなくてもいいよ! [聖書]

調律師よ、
どうしてあなたはそう厳しいのか、
どうしてそんなに長く調べるのか。
たった一つの音のために、
どうしてそのように注意を集中させるのだ。
うっちゃっておきなさい。
さあ、私は魂を
神なるあなたに応答させよう!
そして、どうなるかを見てみよう。

しかし、しかし、
そうではない!
老練の決意を持って、
幾度も幾度も響き渡る。
そして、おりおり、
大きな薄暗い廊下に、
荘厳な和音が
調子のよい大きな音楽を響かせる。

ついに日は傾きはじめた。
調律師はそれでもなお
これまでより更に忍耐をもって、
調子の外れた一つの音のために労苦する。
そして、
ついにその音が、他の音のように、
美しく、正しく鳴りだした。

ちょうどそのとき、
没しようとする太陽は、燃えて輝き、
高い窓を通して、深紅の光が差し込み、
そこで、私たち、声も出せないような
哀れな旅人たちは、聞いたのだ。
震えるような素晴らしく響きわたる、
勝利のハレルヤコーラスを。
hallelujah!
(フェー・インチファウン)
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