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わたしの神 [聖書]

あなたはわたしの神、私の砦。
なぜわたしを見放されたのか。
なぜ、わたしは敵に虐げられ
  嘆きつつ行き来するのか。

あなたの光とまことを遣わしてください。
彼らはわたしを導き
聖なる山、あなたのいますところに
  わたしを伴ってくれるでしょう。
神の祭壇にわたしは近づき
わたしの神を喜び祝い
ことを奏でて感謝の歌をうたいます。
神よ、わたしの神よ。

  なぜうなだれるのか、わたしの魂よ
  なぜ呻くのか。
  神を待ち望め。
  わたしはなお、告白しよう
  「御顔こそ、わたしのすくい」と。
  わたしの神よ。
(詩編43,4~5)
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善き力に守られて [聖書]

善き力にわれ囲まれ
守り慰められて
世に悩み共に分かち
新しい日を望もう
過ぎた日々の悩み重く
なお、のしかかる時も
さわぎ立つ心静め
み旨に従いゆく

善き力に守られつつ
来るべき時を待とう
夜も朝もいつも神は
われらと共にいます

たとい主から差し出される
杯は苦くても
恐れず感謝をこめて
愛する手から受けよう
輝かせよ主のともし火
われらの、闇の中に
望みを主の手にゆだね
来るべき朝を待とう

善き力に守られつつ
来るべき時を待とう
夜も朝もいつも神は
われらと共にいます

この讃美歌の歌詞のもとになったのは、
神学者だったボンヘッファー(Dietrich Bonhoeffer)が、ナチス時代、獄中から婚約者にあてた手紙の中の詩です。その手紙が書かれたのは、ボンヘッファーが処刑される数か月前だったそうです。
誰もが絶望に襲われる状況の中で、希望を抱き感謝を忘れなかったボンヘッファー。
(Von guten Mächten wunderbar geborgen)
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愛の歌 [聖書]

「わが愛する者の声が聞こえる。
見よ、彼は山をとび、丘をおどり越えて来る。
わが愛する者はかもしかのごとく、
若い雄じかのようです。
見よ、彼はわたしたちの壁のうしろに立ち、
窓からのぞき、格子からうかがっている。
わが愛する者はわたしに語って言う。
わが愛する者よ、わが麗しきものよ、
立って、出てきなさい。
見よ、冬は過ぎ、
雨もやんで、すでに去り、
もろもろの花は地にあらわれ、
鳥のさえずる時がきた。
山ばとの声がわれわれの地に聞える。
いちじくの木はその実を結び、
ぶどうの木は花咲いて、芳しいにおいを放つ。
わが愛する者よ、わが麗しき者よ、
立って、出てきなさい」。
(今までのものを振り払い、断固とした歩みを促す招きです。)
(雅歌、2-8~13)
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