確 信

私の心に、悩みや恐れの余地はあるだろうか。
私は私の主を知っている。
そして、彼は私の近くにおられる。
彼は私のろうそくに火を灯し、
私の行く道を、私が見ることが出来るように
してくださるだろう。

御心の道を歩んでいる者にとっては
当惑したりする必要は少しもない。
道のない平原にも、迷うことがないように
昼となく夜となく道しるべが設けられている。

私の道は大平原を横切っているかもしれない。
しかし、それは決して私を驚かせはしない。
あるいは、水のあふれる困難の川が
あるかもしれない。
しかし、それは彼のみもとへの
開かれた道なのだ。

私の道は、夜、森の中を通るかもしれない。
そこには、月も導きの星の光も
かがり火もない。
しかし、彼は、私が私の道しるべを
見失うことがないようにして下さる。

主よ、私に平和の心を与えてください。
あなたは常に私の近くにおられる故に、
優しいあなたに信頼し、
恐れることなく歩むことが出来ますように。
（作者不明）

奇 跡

クリスマスの日、私は聞いた、
ベツレヘムの鐘が鳴り渡るのを！
人々は奇跡をあざけって言う。
「そんなことがあるものか。
キリストはマリアから生まれたのではない。
処女降誕などありえぬ事だ。
そんなことは、神がこの世に来られたという
美しい伝説に過ぎないのだ」と。
しかし、私は、クリスマスの日、
ベツレヘムの鐘の鳴り渡るのを聞いた。
そして、鐘の音は伝わって行った、
はるか彼方まで。
（アリス・ゲー・ジャッド）

ハレルヤ

ハレルヤ。
主のしもべらよ、主を賛美せよ
主の御名を賛美せよ。
今よりとこしえに
　　主の御名がたたえられますように。
日の昇るところから日の沈むところまで
　　主の御名が賛美されますように。

主はすべての国を超えて高くいまし
主の栄光は天を超えて輝く。
私たちの神、主に並ぶものがあろうか。
主は御座を高く置き
なお、低く下って天と地を御覧になる。
弱い者を塵の中から起こし
乏しい者を芥の中から高く上げ
自由な人々の列に
民の自由な人々の列に返してくださる。
子のない女を家に返し
子を持つ母の喜びを与えてくださる。
ハレルヤ
（詩編113篇）

きょう、あなたがたのために....

「きょう、あなたがたのために
救い主がお生まれになった」。
それは、イエス・キリスト、
すばらしい主なる方である。
「教師」でもなく、「よき模範」でもない。
神の御子、生ける言葉である。

彼は「哲学者」ではない。
彼の想像力は、夢という縦糸
広大なビジョンという横糸で
哲学の模様を織りなすものではない。
未来を見つめる「預言者」ではなく
過去を探求する「学者」でもない。

「きょう、あなたがたのために
救い主がお生まれになった」。
輝け、おお、星よ！
そして叫べ、おお、御使いの声よ！
あなたがたのために
この尊い贈り物が与えられた。
歌え、おお、地よ！
そして、もろもろの天よ、喜べ！

長い間、世界は救い主を待っていた。
罪に沈み、恐怖と疑惑にかきむしられて
長い間、真理と知恵を暗中模索していた。
何ということだ、万歳、
今こそ、光が輝き出たのだ！

「きょう、あなたがたのために
救い主がお生まれになった」。
地上の唯一の希望、いのち、真理、道、
力ある神、そして、輝かしいあがない主、
主なるイエス・キリストは
きょう、お生まれになった。
（アニー・ジョンソン・フリント）

さあ、ベツレヘムへ行って、.....

おお、きたれ、
すべて、忠実で喜びに満ち
勝利を誇っている者たちよ、
おお、きたれ、きたれ、ベツレヘムへ、
来て、天使を支配する王として
お生まれになった方を見よ。
おお、きたれ、
そして、キリストであり
主であられる方をあがめよう！

歌え、御使いたちの群れよ、
高らかに歌え、おお、歌え、
すべての輝かしい天の軍勢よ、
神に栄光があるように、
いと高き所では、
すべての栄光が神にあるように。
おお、きたれ、
そして、キリストであり
主であられる方をあがめよう！

そうです、主よ、
私たちは、この幸いな朝
お生まれになったあなたを歓迎する。
イエスよ、すべての栄光が
あなたに与えられますように。
父なる神より遣わされた言葉が
今こそ、肉体となられたのだ。
おお、きたれ、
そして、キリストであり
主であられる方をあがめよう！
（ルカ２章１５節）

大きな光

闇の中を歩んでいた民は、大きな光を見た。
死の陰の地に住んでいた者たちの上に
光が照った。
あなたはその国民をふやし、
その喜びを増し加えられた。
彼らは刈り入れ時に喜ぶように、
分捕り物を分けるときに楽しむように、
あなたの御前で喜んだ。
あなたが彼の重荷のくびきと、肩のむち、
彼をしいたげる者の杖を、
ミデヤンの日になされるように
粉々に砕かれたからだ。
戦場ではいたすべてのくつ、血にまみえて着物は、
焼かれて、火の餌食となる。

ひとりのみどりが、私たちのために生まれる。
ひとりの男の子が、私たちに与えられる。
主権はその肩にあり、
その名は「不思議な助言者、力ある神、
永遠の父、平和の君」と呼ばれる。
その主権は増し加わり、その平和は限りなく、
ダビデの王座に着いて、その王国を治め、
さばきと正義によってこれを堅く立て、
これを支える。今より、とこしえまで。
万軍の主の熱心がこれを成し遂げる。
（イザヤ書９章、３～７節）