わたしの神よ

涸れた谷に鹿が水を求めるように
神よ、わたしの魂はあなたを求める。
神に、命の神に、わたしの魂は渇く。
いつ御前に出て
　　神の御顔を仰ぎ見ることができるのか。
昼も夜も、わたしの糧は涙ばかり。
人は絶え間なく言う
「お前の神はどこにいる」と。

わたしは魂を注ぎだし、思い起こす
喜び歌い感謝をささげる声の中を
　　祭りに集う人の群れと共に進み
神の家に入りひれ伏したことを。

　　なぜうなだれるのか、わたしの魂よ
　　なぜ呻くのか。
　　神を待ち望め。
　　わたしはなお、告白しょう
　　「御顔こそ、わたしの救い」と。
　　わたしの神よ。
（詩編42、1～12）

九十九匹の羊は

血潮したたる足の羊飼いよ
嘆願を続けられる羊飼いよ
丘から丘へ
何を求めておられるのですか。
谷間の牧場はすばらしい所です。
喜びの声をを上げ
自由に食べて飲んでいる群れは
すばらしい群れです。
九十九匹の羊をもたれるあなたに
一匹の羊は
尋ね求める価値のあるものですか。

主は答えられます、
「どうして、血の流れを
止めることができますか。
どうして、嘆願を
やめることができますか。
死を選び、丘に登り、
胆汁や苦よもぎさえ
甘美なりとした私が。
私は私の羊を訪ねます」。
・　・　・　・　・　・　・　・　・　・
　「そして見つけたら、喜んでそれを自分の肩に乗せ、
家に帰ってきて友人や隣り人を呼び集め、『わたしと
一諸に喜んでください。いなくなった羊を見つけまし
たから』と言うであろう。」（ルカ１５、５～６）

私でなく

私でなく、キリストが
あがめられ、愛され、高められるように。
私でなく、キリストが
見られ、知られ、聞かれるように。
私でなく、キリストが
すべての行動の中にいますように。
私でなく、キリストが
すべての思いと言葉の中にいますように。

私でなく、キリストが
謙遜で静かな働き中にいますように。
私でなく、キリストが
つつましく熱心な労苦の中にいますように。
キリスト、キリストだけです！
見栄や、見せびらかしがあってはいけない。
キリスト、キリストだけが
魂を集めてくださる方です。

キリスト、キリストだけが
遠からず私のビジョンを満たされるでしょう。
素晴らしい栄光を私はすぐに見るでしょう。
キリスト、キリストだけが
私のすべての願いを満たすでしょう。
キリスト、キリストだけが
私のすべてとなられるのです。
（讃美歌より）
・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・
私は、キリストと共に十字架につけられています。
生きているのは、もはや私ではありません。
キリストが私の内に生きておられるのです。
（ガラテヤ書2、19－20）

主は明日の光

主はきたりつつある！
主はきたりつつある！
私たちは、いまやまさに
主の足音を戸口に聞こうとしているのだ。
私たちの心は喜びおどる。
しかし、私たちの周囲の人々は求めている、
盲目の目を光に向け
あこがれている、恐れている。
罪の暗い世からは逃げ出していない。
メッセージはこの上なく単純である、
「しかり、私は再び来る」と。
それは、この地上の苦しみの上に
美しく響く福音の喜びの訪れ。
主の来られる時、
私が見守り、祈り、働いて、
準備をしていることができますように。
主が遅れたとしても、
日々さらに完全に
主の御心を学ぶように。
D.N.R