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あなたこそ私の神 [聖書]

主よ、わたしはなお、あなたに信頼し
「あなたこそ私の神」と申します。
わたしにふさわしい時に、御手を持って
追い迫る者、敵の手から助け出してください。
あなたの僕に御顔の光を注ぎ
慈しみ深くわたしを助けてください。

主よ、あなたを呼びます。
わたしを恥に落とすことなく
神に逆らう者をこそ恥に落とし
陰府に落とし、黙らせてください。
偽って語る唇を封じてください
正しい人を侮り、驕り高ぶって語る唇を。

御恵みはいかに豊かなことでしょう。
あなたを畏れる人のためにそれを蓄え
人の子らの目の前で
  あなたに身を寄せる人に、お与えになります。
御もとに彼らをかくまって
人間の謀(はかりごと)から守ってくださいます。
仮庵の中かに隠し
争いを挑む舌を免れさせてくださいます。

主をたたえよ。
主は驚くべき慈しみのの御業を
  都が包囲されたとき、示して下さいました。
恐怖に襲われて、わたしは言いました
  「御目の前から断たれた」と。
それでもなお、あなたに向かうわたしの叫びを
嘆き祈るわたしんの声を
  あなたは聞いてくださいました。

主の慈しみに生きる人はすべて、主を愛せよ。
主は信仰ある人を守り
傲慢な者には厳しく報いられる。
雄々しくあれ、心を強くせよ
  主を待ち望む人はすべて。
(詩編31章15~25)
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わたしの口は知恵を語る [聖書]

諸国の民よ、これを聞け
この世に住む者は皆、耳を傾けよ
人の子らはすべて
豊かな人も貧しい人も。
わたしの口は知恵を語り
わたしの心は英知を思う。
わたしは格言に耳を傾け
竪琴を奏でて謎を解く。

災いのふりかかる日
わたしを追う者の悪意に囲まれるときにも
どうして恐れることがあろうか
財宝を頼みとし、富の力を誇る者を。
神に対して、人は兄弟をも贖いえない。
神に身代金を払うことは出来ない。
魂をを贖う値は高く
とこしえに、払い終えることは出来ない。
人は永遠に生きようか。
墓穴を見ずにすむであろうか。
人が見ることは
知恵ある者も死に
無知の者、愚かな者と共に滅び
財宝を他人に残さねばならないということ。
自分の名をつけた地所を持っていても
その土の底だけが彼らのとこしえの家
代々に、彼らが住む所。

  人間は栄華の内にとどまることは出来ない。
  屠られる獣に等しい。

これが自分の力に頼る者の道
自分の口の言葉に満足する者の行く末。
陰府に置かれた羊の群れ
死が彼らを飼う。
朝になれば正しい人がその上を踏んで行き
誇り高かったその姿を陰府がむしばむ。
しかし、神はわたしたちの魂を贖い
陰府の手から取り上げてくださる。
人に富が増し、その家に名誉が加わる時も
あなたは恐れることはない。
死ぬ時には、なにも携えていくことはできず
名誉が彼の後を追って墓に下るわけでもない。
命ある間に、その魂が祝福され
幸福を人がたたえも
彼は父母の列に帰り
永遠に光を見ることはない。
 
  人間は栄華のうちに悟りを得ることはない。
  屠られる獣に等しい。
(詩編49編)
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主の慈しみ [聖書]

主よ、怒ってわたしを責めないでください
憤って懲らしめないでください。
主よ、憐れんでください。
   わたしは嘆き悲しんでいます。
主よ、癒してください、わたしの骨は恐れ
わたしの魂は恐れおののいています。
主よ、いつまでなのでしょう。

主よ、立ち帰り
  わたしの魂を助け出してください。
あなたの慈しみにふさわしく
  わたしを救ってください。
死の国に行けば、だれもあなたの名を唱えず
陰府に入れば
  だれもあなたに感謝をささげません。

わたしは嘆き疲れました。
夜ごと涙は床に溢れ、寝床に漂うほどです。
苦悩にわたしの目は衰えて行き
わたしを苦しめる者のゆえに
  老いてしまいました。

悪を行う者よ、皆わたしを離れよ。
主はわたしの泣く声を聞き
主はわたしの嘆きを聞き
主はわたしの祈りを受け入れてくださる。
(詩編6編1~10)
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