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善き力に守られて [聖書]

善き力にわれ囲まれ
守り慰められて
世に悩み共に分かち
新しい日を望もう
過ぎた日々の悩み重く
なお、のしかかる時も
さわぎ立つ心静め
み旨に従いゆく

善き力に守られつつ
来るべき時を待とう
夜も朝もいつも神は
われらと共にいます

たとい主から差し出される
杯は苦くても
恐れず感謝をこめて
愛する手から受けよう
輝かせよ主のともし火
われらの、闇の中に
望みを主の手にゆだね
来るべき朝を待とう

善き力に守られつつ
来るべき時を待とう
夜も朝もいつも神は
われらと共にいます

この讃美歌の歌詞のもとになったのは、
神学者だったボンヘッファー(Dietrich Bonhoeffer)が、ナチス時代、獄中から婚約者にあてた手紙の中の詩です。その手紙が書かれたのは、ボンヘッファーが処刑される数か月前だったそうです。
誰もが絶望に襲われる状況の中で、希望を抱き感謝を忘れなかったボンヘッファー。
(Von guten Mächten wunderbar geborgen)
haru1411.jpg
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