その訓練を通して

神が人を訓練されるとき、
人の心に躍動を与えられるとき、
人を熟練した者に仕上げられるとき、
最も高貴な役割を演じさせようと
人を練り上げようとされるとき、
全世界を驚嘆させるほどの
勇敢で偉大な人にしたいと心から願われるとき、
神がどんな方法を用い、どんな道を選ばれるか
心して見てほしい。
神が手ずから選ばれた者を
いかに容赦なくつくり上げるかを。
たとい人が苦しみうめいて叫びをあげ
助けを求めてもろ手を上げても、
神はなおも打ち叩いて
幾たびも激しいあらしの中にさらし出し
ご自身のみが知られる土の型につくりあげられる。
神は選び取られた者をみ心のまに用いられ
目的に合わせて練り直し、導いて下さるのだ。
一つ一つの行為がいつも神の輝きとなるように。
神は、ご自身の手がける作品を、
どうしたらよいか知っておられるのだ